SG コラム&レポート倶楽部


2013年7月29日

ITエグゼクティブ・フォーラム IT JAPAN 2013 Vol.2

ブライスウォーターハウスクーパース株式会社 代表取締役会長 内田士郎氏による講演です。

失礼ながら初めて聞く会社名でした。
しかしながら、私が無知なだけで売上高が315億米ドル日本円にして約3兆1500億円従業員数180,000人のビックな会社でした。
主な業務内容は監査及びアシュアランス、アドバイザリー・コンサルティング、税務業務サービス等を手掛けているそうです。

それでは、内田氏による講演内容をさらってみましょう。
タイトルは、「新しい価値創造を日本から 持続可能な成長への処方箋」です。

まず内容のについてですが、PWC社(ブライスウォーターハウスクーパース株式会社以下PWC社)の調査レポートをもとに
以下の内容についての数値のグラフ化が行われておりその説明をしてくれました。

 ・グローバル化に伴う世界経済のマクロ的不均衡
 ・逆転する新興諸国の経済規模
 ・中国、米国、インドが牽引する未来の世界経済
 ・SAAAME諸国の台頭
 ・世界のCEO達の声  ?成長への自信
 ・今後の成長への取り組み
 ・具体的な取り組みについて

余談であるが、こちらの会社のサイトを覗いたところ経営、会計、税務に関連する様々なレポートが掲載されていて
グローバルな視点にたった情報を見ることができることに驚きました。

日本の企業がグローバルな展開をしているが経済成長はあまりしていない。
また経済格差は広がり不安定化が進んでいる。
PWC社の調査レポートによると今後1、2年でG7(先進7か国)とE7(新興諸国7か国)のGDPが逆転すると予測されている。
しかも2050年にはE7のGDPはG7の倍の金額になるとも予測されている。
それは中国とインドのGDPが爆発的に伸びるということです。
私としては現状の中国の状態を見ているとにわかに信じがたいのですが
私の感覚よりPWC社のレポートの信憑性の方がはるかに高いことは明白です。

これらのことより世界の経済が先進国から新興諸国にシフトして行くことになるのです。
日本経済の成長のために新興諸国にどのように対処していけるかが問題になります。
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2013年7月23日

ITエグゼクティブ・フォーラム IT JAPAN 2013 Vol.1

さる2013年7月3日から7月5日までの3日間、品川プリンスで行われました日経BP社主催の日経BP社セミナー
ITエグゼクティブ・フォーラム「IT Japan 2013」に参加してきました。

3日間の長丁場、メモをとりながら日本のエグゼクティブの貴重な講演を拝聴した内容を
私なりにレポートとしてまとめました。
私の主観や表現なども入りますが、講演内容のポイントもそれなりにまとめたつもりです。

9:30開場予定となっていたので9時過ぎに到着したところ、
品川プリンスアネックスタワー5Fのプリンスホール入口ではすでに行列ができていました。

実際は9:30を過ぎての開場となりましたがすでにロビー内は人が溢れかえっていました。
今年の一日目の基調講演はあの慶應大学教授竹中平蔵氏によるものだからでしょうか。
私は、講演台の中央左2列目に席をとりました。講演台の真ん前です。
折角のエグゼクティブの講演です、ライブ感を存分に味わうためにはせめてこのあたり席が良いと考えました。
残念ながら一番前はうまってしまいましたので。。。

日経BP社 長田社長からの挨拶が始まりました。

IT Japanは2002年から今年は12回目だそうです。私も昨年すべてではありませんがいくつかの講演を受講しました。
今年はすべてに参加予定でスケジューリングしています。

長田社長の挨拶ですが、以下のようなものでした。

1年前に比べて先行きも不透明な昨今、何が必要かを自らが創造する必要があり、
ITを活用して戦略的な対応が求められている。
キーワードとして上がるのが
 ・ビッグデータ
 ・クラウド
 ・3Dプリンター
等である。これらをどのように活用するかケーススタディとして3日間の講演の中での内容が参考になればとのことでした。

私がこの3日間の中で印象に残ったキーワードは上記以外に
 ・成長戦略
 ・ダイバーシティ
 ・ICT
 ・オムニチャネル
 ・融合
といったものでした。各々についてはそれぞれの講演レポートの中で登場してきます。
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2013年7月16日

2013年度新入社員 新人研修発表会 Vol.2

S氏が作ったシステムは、「英単語学習支援システム」です。

データベースを用いて、登録された英単語問題の効率的な管理、また、コース別に試験を実施可能にすることでユーザの学習を支援するシステムです。

このシステムの機能は以下の4つです。
 1.ユーザー登録機能
 2.問題管理機能
 3.ログイン認証機能
 4.コース別試験実施機能

実際システムを動かしてみると。。。

まず、ユーザを登録し、ログインを行います。
システム運営者の場合は、問題管理機能にて、問題の登録ができます。
問題の登録時には、問題と4択の選択肢、そして回答を登録します。
問題の解説を登録欄はありましたが、実際データベースに登録するまでは実装できなかったそうです。

受験者は試験画面にて問題の回答にチェックを入れると、次の画面に回答の確認画面が表示され、
その次に試験結果が表示されます。
(ちなみにS氏の試験結果は10点中3点でした。^^;)

問題はデータベースに登録されたデータから10問ずつランダムに選び、画面に表示させるのですが、
この際に選択された問題が重複されることで悩まされたそうです。
調べた結果、問題を選択するときにdistictを使用することで解決されたとか。

いくらで販売しますかという先輩たちのいたずらのような質問には、
実装が完全にできていないので、値段は付けられないと素直に答えていました。

付け加えたい機能としては、試験結果を分かりやすいようにグラフで表示する機能だそうです。

たしかに、数値ばかり並ぶよりはグラフで表示されたほうが分かりやすいでしょうね。
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2013年7月9日

2013年度新入社員 新人研修発表会 Vol.1

ソフト技研では新入社員(以下、新人)に対して新人教育の一環として社外の研修機関での外部研修を実施します。
そして研修が終わると本社に戻り、先輩社員の前で研修成果発表会を行います。
発表する内容ですが、それまで学んだ内容を元に、作成したシステムをそれぞれが社内でプレゼンテーションするのです。

新人にとっては、自社での初めてのプレゼンテーションであり、それなりに緊張する時間だと思います。
また、先輩社員にとっては、新人の初々しい発想が見られる数少ない場であり、毎年それを楽しみにしているのです。

ソフト技研の今年度の新人はたくましい?4人の男性です。
男性だけ4人入社はソフト技研30年の歴史の中でも初めてとなります。

さてどんなシステムを作成したのでしょうか。
新人発表会のレポート開始です!!

新人のシステム発表の前に、今年の新人の外部研修について簡単に紹介します。

○ 研修期間:
    4月3日?5月31日(約2ヶ月間)
○ カリキュラム:
    1.Javaの基礎
    2.データベースSQL(DB:MySQL)
    3.Javaデータベース連携
    4.HTML
    5.Servlet
    6.JSP
    7.Struts
    8.模擬プロジェクト

新人たちは、このカリキュラムの最後にある模擬プロジェクトで作成したシステムを発表するのです。
発表の形式は「システムについての簡単な説明」→「実際システムを動かして見せる」→「質疑応答」の順で行われました。
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2013年6月17日

すぐにわかる会計管理システム Vol.9

今回は会計管理システムのサブシステムである手形管理について説明をして行きたい思います。

会計管理システムで言う手形とは大きく分類すると「支払手形」と「受取手形」ということになります。

これは手形を振出した側と受け取った側の立場によって呼び名は変わりますが、実際は総称として約束手形と呼ばれています。

それでは手形はどのような時に振り出すのでしょうか?

手形を振り出す側は、その時点で現金や預金がなくても支払い側の会社の信用を元に支払を行うことができる支払の手段です。

この手形を振り出すことで現金としての支払を手形決済日(換金可能日)までサイトの期間(支払期限)を延ばすことができるのです。

その分支払側が有利な条件で取引を行うことができます。

当然ながら、取引の事前に支払先との契約で支払条件を決める際に、手形の支払を行うことを明示する必要があります。

それは受け取り側にとっての手形払いが、不利な条件になるわけですから、なるべく不利のない取引にするために交渉を行うのです。

信用が無い取引先とは手形の取引は行いません。ですので最初の取引から手形でとは、なかなかならないのです。
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2013年6月10日

すぐにわかる会計管理システム Vol.8

今回は会計管理システムのサブシステムである配賦管理について説明をして行きたい思います。

配賦とはある特定の基準によって配賦元から配賦先へ金額を振り分けることです。

会計管理システムでの配賦元は間接費になります。配賦先となるのは、直接費を計上した部門であり場合によってはプロジェクトとなります。

これは企業によっても異なりますが上記のように部門毎やプロジェクト毎に間接費を計上しているかにもよるのです。

ここで直接費と間接費という言葉がでてきましたが、それはどのようなものなのでしょうか。

製造業で直接費というと、製品を製造する際に直接かかった費用です。例えば、実際に製品作成に従事した人の労務費であり製品を作成するための原料費や材料費のことです。

以下にチョコレート製造の製造原価における直接費と間接費の分類をしてみます。
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2013年6月3日

すぐにわかる会計管理システム Vol.7

今回は会計管理システムのなかでも管理会計といわれる部分の帳票についてから説明をして行きたい思います。

前々回(第5回)提示した帳票の一覧表で20.の部門比較帳票から始めます。

20.部門比較帳票 

月次決算時に勘定科目ごとの部門別の当月残高を出力します。
部門を横展開し収益や費用の比較を行います。
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2013年5月27日

すぐにわかる会計管理システム Vol.6

今回は会計管理システムから出力される帳票の中でも月次決算において出力される財務諸表およびその他管理帳票について代表的なものの説明をして行きたい思います。

前回提示した帳票の一覧表で9.の貸借対照表から始めます。

9.貸借対照表

言わずと知れたバランスシートです。企業の財政状況を確認するため、会計単位でのB/S勘定の残高を出力します。
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2013年5月20日

すぐにわかる会計管理システム Vol.5

今回は会計管理システムから出力される帳票について説明して行きたい思います。

まずこれから説明する帳票の一覧を以下にあげます。

以下にあげた帳票がすべてではありません、もちろん企業によってレイアウトや内容が異なる場合もあります。
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2013年5月13日

すぐにわかる会計管理システム Vol.4

今回はまず、債権管理システムからの仕訳連携についてまとめて行きたいと思います。

販売管理システム等で得意先との契約で締めのタイミングを決めて、締めを行った時点の売掛金の残高を元に請求を行います。

得意先は受け取った請求書にある請求金額を入金してくるのです。

債権管理システムでは、入金された口座の入金記録より入金情報を作成します。

この入金情報が会計管理システムへ連携され入金日単位で入金伝票が生成されます。この際、債権勘定である売掛金には得意先の情報も付与されます。

以下はいくつかの入金方法によって作成された入金関連の仕訳イメージになります。
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